大学生が政治に首突っ込みました記1⃣
大学三年生も中盤を過ぎるとみんなぶつぶつ文句もいいながら就活モードに入るものです。夏インターンいった?、インターン全落ちww、夏はずっと遊んでました...。なんて会話に花が咲く夏休み明けですが。
実は私は政治素人ながら地元調布市議会でインターンをさせて頂いています。(インターンという言葉を使うことさえも畏れ多いくらいの知見知識不足ではありますが。)
この首突っ込みました記では、私が議会で見聞きし、感じたことを僭越ながら書かせて頂くものであります。
8月、9月とわが生まれ故郷の市政について学び、おじさまおばさま方がこの街をもっともっと素晴らしくしようと白熱の議論を交わす議会を傍聴したり(かなりの時間睡魔と戦っていましたが)と、真面目にこれからの調布について思いを馳せておりました。
しかし......我らが日本の幹事長あべ氏の突然の衆議院解散を端緒に、政治が大混乱になってしまいましたので、これまでののほほん平和な社会科見学(インターン)は一気に乱戦に突入してしまったのであります。
ニュースでは連日連夜で都のプリンス小池様のご意向や、枝野さんの新党結成、はたまた前川さんに失望する民進党議員さんの言葉でタイムラインがぎっしり。
インターンで直属にお世話していただいている議員さんも民進党に所属しているので、今回の政治の大変動に大忙し。車を運転しながら電話はかけっぱなし、らーめんを掻き込みながらも思考の矛先は常に選挙のことにあるようです。
藪から棒というか青天の霹靂というか...突然の事態に思考も体も追いつかないといった感じで、嘲るように笑う姿が今回の出来事の深刻さを物語っていました。
ニュースでただぽかんと口を開けて観ていただけだった私にとって、2009年の政権交代よりも衝撃的であるというカオスのど真ん中で巻き込まれている地方議員の苦悩は、傍でつけめんを啜っていてヒシヒシと伝わってきます。
とにかく苦悩という言葉を繰り返す先輩方。しかし自分たちはまだましな方で、党に捨てられた(かのような)候補者のほうがもっと可哀そうだと顔を歪めていました。
突如として火蓋の切られた大混戦レースを民進党議員の傍から見つめていこうと思います。
まるでヒトの缶詰...?香港九龍地区をのぞき見してきました。
こんにちは~。そろそろ夏休みも終わりそうな九月中旬ですね。休学生は友達がいないので学校が始まるのをまだかまだかと待ち望んでいる私であります。
二度目の大学三年の夏休みは、就活を頭にちらつかせながらも、香港とシンガポールへ行ってまいりました。どちらも中華圏でしたが、ところ変われば景色もすべて変わっていて、なかなか面白い比較ができましたよ~。
今回はこの夏最初に足を踏み入れた、香港について書いていきます。
香港といえば.....?「100万ドルの夜景」でしょう!
まさに見出しの通りなのですが、香港と言えば、「100万ドルの夜景」ですよね。元イギリス植民地の名残をしっかりと残すヴィクトリアハーバーの水面に映える超高層の摩天楼群....。
上海の外灘にも似た美しい夜景を見てると、思わず嗚呼恋人なんかがいればなあ、なんて思ってしまう訳ですが。
香港のメインランド「香港島」の開発は非常に進んでいて、広東語の複雑な繁体字がちりばめられた看板を見なければ、まるで東京都心のどこかにいるような感覚になります。
まさにアジアの中心との何にふさわしい美しい街並みを持つこの国は、どこか中国本土とは違ったイメージを喚起させますね。
所変わって....九龍地区。
私が今回滞在したホテルは、メインランドから30分ほど離れた九龍地区というところ。香港島とは場所も雰囲気も変わり、庶民の住むところ、といったエリアでした。
随分雰囲気変わりましたね。メインアイランドの写真も少ないので比較できにくいと思いますが、雑多感が増えたな、と感じてもらえたら大丈夫です。(なにが大丈夫なんだか。)
しかし、もっと注目してほしいのは、写真中央から上にかけてのアパートの窓たちです。空が見えるのは真ん中のちょっとした間だけ。細い通りに沿って上下に窓がてんてんてんてん...と並べられているのが見えるはずです。
香港には本当に一軒家を見ません。空間があれば高層マンションが立ち並び、それが延々と道に沿って伸びています。しかもほとんどのマンション群は同じ色、形、高さといった画一的な外観なので、どこか無機質なコンクリートの塊、という感じがしてしまうんですよね。
まるで世紀末映画にでもでてきそうな感じ....。
満島ひかりさんの歌ラビリンスのMVでも香港のこういう風景は登場しています。
綺麗ですわあ。
缶詰タウンが作られるワケ
なんでも、グーグルさんに聞いた所、香港における可住面積(山や川などを考えず、人が住める平地の面積)あたりの人口密度は世界一位であるらしいんですね。日本やバングラデシュよりももっと土地が少ないようなのです。
だから、一軒家なんか立てずに、土地があれば上に上にっていう意識が強いんでしょうね。ちなみに、香港島二枚目の写真に映っているバスなんかも二階建てですよね。これも香港という国の、空間を無駄にしない意識から来ているものなんだろいうなあ、と勝手に解釈しています。
盗撮っちゃあ盗撮なんですが、窓からのぞいた部屋です。窓枠に掛けられた洗濯物...ガラス越しにみっしり詰められた家具や小物類...いかに小さい空間にモノやヒトが詰め込まれているのかがわかります。
部屋の中の写真は上記のサイトで見ることができます。
メインランドの洗練された街並み拡がる香港も素敵ですが、生活感溢れるカオスな九龍地区もよいコントラストになり、非常に刺激的でした。
沢木幸太郎の深夜特急にも登場した九龍地区、すこし香港のイメージが変わるような景色もぜひのぞいてみてはいかがでしょうか?
僕的せかいの美しい星空4選
先日星空世界遺産のテカポ村へ行ったこともあり、星空撮影の意欲が高まった所で、これまで17か国を旅してきた僕が思わず息を飲んだ星空をご紹介したいと思います。(自惚れの塊)
ちなみに前回記事はこちら↓
結局星空なんてのは灯りがなければ東京でも見れるワケで、オーロラみたいに特別素晴らしい現象ではないのですが、こんな所もあるんだ程度の気持ちでご覧ください。
①サンペドロ・デ・アタカマ/チリ
言わずと知れた南米チリの星空スポット。世界一星空が綺麗に見えるというアタカマ砂漠とほど近い都市から臨む星空。
海抜5000m、さらに年間の降水量も少なく、平地が続くこの砂漠はまさに宇宙望遠鏡を設置するのにピッタリの場所。
ただ高山病にかかりやすい人には少々きつい場所です。僕は2回キラキラしました。
②アリススプリングス/オーストラリア
地球のへそウルルで見た星も格別でございました。オーストラリアのど真ん中、アボリジニの聖地で見るそれは、綺麗さも勿論、彼ら原住民への思いも馳せる非常にスピリチュアルな体験でした。
肝心の写真ですが、技術不足の為不甲斐ない出来上がりになってしまいました。
オリオン座が右に輝いているのが分かりますでしょうか?
③ヨセミテ国立公園/アメリカ
カリフォルニアに広がる国立公園のなかからです。無限に広がる自然も凄かったですが、木立の隙間から覗く星空もあっぱれでした。
ただ冬場のテント泊は死ぬほど寒いのでしっかり防寒具を持ち込むことをお勧めします。僕が訪れた時は3月でしたが、涙ちょちょ切れるくらい凍えました。
④テカポ/ニュージーランド
前回の記事でも書きましたが、ニュージーランドの「星の降る村」テカポからの一枚です。
月の灯りさえ眩しいと思うくらいの夜空には何億光年離れた星さえくっきりと輝いていました。地平線までぎっしり並べられた星は見ていて飽きない。
4選とか言いましたが、実際この四ヶ所しか行ったことないだけです。まだまだ知らない場所も多いので、オススメがあれば是非教えてくださいまし!